商品ブランディング

群馬県産高級こんにゃくから生まれたジン
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株式会社津金沢様

    お客様からのご依頼内容
    こんにゃく粉やこんにゃく芋などの製造・販売を手掛ける株式会社津金沢様から、蒟蒻芋ジンに使用するラベルデザインのご相談をいただきました。
    お客様が抱える課題
    群馬県はこんにゃく芋の収穫量で全国の9割以上を占めていますが、食生活の変化に伴い、和食中心に使われてきたこんにゃくの消費量は減少傾向にあります。お客様企業の製品ラインナップに新たな価値を加えるため、こんにゃく粉以外の加工品として開発されたのが蒟蒻芋ジンでした。フランスで開催される「第18回 フェミナリーズ世界ワインコンクール2024」の出品が決まっており、世界に通用するパッケージデザインが必要でした。
    課題解決策
    蒟蒻芋ジン「MIYAMA」は、こんにゃくの需要拡大と認知度向上のために作られたお酒であることから、こんにゃくの新たな可能性を感じられるようなデザインを提案しました。
    成果
    フランスで開催された「第18回 フェミナリーズ世界ワインコンクール2024」の日本蒸留酒部門で金賞を受賞しました。今後はフランスの首都パリにある日本食を販売する老舗店舗SOCIETE KIOKO(ソシエテ京子)での取り扱いを予定しています。

「群馬県で収穫された高級芋「みやままさり」を原料としていることから、「みやままさり」の語源となった“三つの山”、漢数字の“三”を象ったロゴマークとしました。「みやままさり」は、他3つの蒟蒻芋(あかぎおおだま・はるなくろ・みょうぎゆたか)よりも勝る品種を目指して開発、命名されています。そのため、上に向かっていくような形で「まさる」を表現し、日本だけでなく世界での販売も計画していることから、日本らしい美しさをイメージし、白をベースに黒のシンプルな構成にしました。