:MEMBER-人を知る
あーちゃん
ディレクター/ライター
2024年入社。学生時代からの「目の前の人に寄り添い、自分にできることをしたい」という思いを胸に、活動的にお客様先へ訪問し、ブランディング支援に熱意を注いでいる。
現在の業務について教えてください
お客様企業のブランディング支援をしています。企業が抱く思いや目指す未来を言葉にし、WEBサイトや会社案内といったカタチに落としこんで、社会へ発信するのが私の仕事です。
自分自身の「良いところ」や「なりたい姿」を言語化するのが難しいように、企業もまた、本当の魅力や価値観をうまく表現できていないことがあります。私たちはそこに寄り添い、内側にある思いを引き出して言葉やデザインとして出力することで、その企業らしさを形づくっていきます。
お客様と一緒に悩み、発見し、ワクワクしながら新しいものをつくり上げていく感覚は、この仕事ならではの面白さだと感じています。
「新たな視点」で取り組んだ経験はありますか?
入社1年目の終わりに、初めて先輩のサポートなしで取り組んだ新聞広告の案件が印象に残っています。短期大学の新しい学長と理事長の対談を企画し、その内容を新聞広告に掲載するというもので、初めて経験することばかりでした。
大学の柱である「良心教育」に対して、私は「良心を定義してしまうと、学生一人ひとりの個性が失われてしまうのでは?」という疑問を持ちました。その違和感をあえて対談でぶつけ、自分がインタビュアーとして率直に意見を交えながらお話を伺いました。結果的に、学生に近い立場からの素直な問いかけがお二人の本音を引き出し、力のある言葉を原稿に残すことができた、と手ごたえを感じました。
「当たり前」とされることにも、「なぜ?」「本当にそれでいいの?」と立ち止まって考え、掘り下げていく。その視点を持つことで、仕事に自分なりの意味を見出せ、ほんの少しでも社会に影響を与えられたと感じられることが、私にとっての仕事の楽しさです。
どんな学生でしたか?
家でじっとしているのが苦手で、大学時代は友達と出かけたり、一人で散歩やランニングをしたり、アルバイトに励んだりと、外で動き回っていることが多い学生でした。
アルバイトは塾講師と飲食店を掛け持ちしていました。特に塾では、生徒の目標点や受験合格を目指して一喜一憂したり、学校行事を見に行って交流したりなど、生徒との関わりを深められる時間がとても好きでした。
今も週の3分の1はお客様先へ訪問しており、比較的アクティブに働いています。接する相手は子どもから企業の社長へと変わりましたが、「目の前で困っている人のために、自分にできることをしたい」という思いは、当時から今につながっています。
就職先を選ぶ際に、
大切にしていたことは何ですか?
就職先を選ぶうえで、私は「仕事内容」と「働く環境」の両方を重視していました。
仕事内容については「人の思いや考えを丁寧に聞き取り、それをもとに何かを形にしていく仕事」であることに、塾講師のアルバイトでのやりがいを重ね、魅力を感じました。
働く環境については、福利厚生や休日の制度などを確認していました。やりがいがあっても、無理なく続けられる環境でなければ意味がないと考えたからです。JOETSUグループは本社が自宅から近く、休日も多いため、自分の生活スタイルと無理なく両立できると感じました。「この環境で自分が長く働けるか」をイメージできるかどうかも、就職先を選ぶうえで大切な視点だと思います。
あなたの10年後の姿は?
10年後も誰かの思いにとことん向き合い、「あなたに頼んでよかった」と思ってもらえる仕事をしていたいです。
この仕事は、お客様と一緒に考えてカタチにしていくことがほとんどで、「この人と一緒にやりたい」と思ってもらえることが大切だと日々感じています。知識やスキルはもちろん大事ですが、人間的な魅力も磨けていたらと考えています。
10年後の自分が今よりも少し頼もしくなって、後輩たちから相談される存在になれていたらうれしいです。そして、自分自身も変化を楽しみながら、ずっとこの仕事を「面白い」と思い続けられたら、それが一番だと思います。